シンシア動物病院（倉敷）ニュースレター６１：今年の抱負、再生医療
2019/07/22
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年はなにか新しいことにチャレンジしたいと思っています。そこで思ったのが再生医療です。最近、テレビや新聞でなにかと話題になっている再生医療。乳歯から下顎骨の再生や、大腿筋をシート状に再生して心臓に付着させ心臓の筋肉を補助したり、皮下脂肪から脂肪幹細胞を取り出し、女性の胸に移植して乳房を豊かにしたり、ネズミで脂肪幹細胞を用いて肝臓病を治したりと、着々と成果が出てきている。アメリカの方では、馬や犬の関節疾患の治療に脂肪幹細胞つかい効果が出ているらしく、その脂肪幹細胞を分離培養してくれるベンチャー企業があります。日本でも大学で色々ベンチャー企業が出来ています。
再生医療に何故魅力を感じるかと言うと、自己細胞や免疫反応を起こさないES細胞を利用して薬の副作用もなく患者に優しい治療であるからです。
従来の治療の限界を確実に超える治療と思います。
この治療、人よりも動物の方が広めやすいと思います。なんとなれば、人に使うまえにまず、動物実験が行われるからです。そのデータをすぐ利用出来ると思うのです。
そこで、この夢をかなえるために、一緒にやってくれるパートナーを募集しています。やってみようと思われる獣医師、新卒、臨床経験者問いません。一緒に夢を追いませんか。