シンシア動物病院(倉敷）ニュースレター２１：マイクロチップに体温計
2019/08/01
個体認識用のマイクロチップに体温センサーが組み込まれたものが、この秋から発売される予定。
これだと嫌がって暴れる子に体温計を肛門に刺し込まなくも、読み取りようの器械でさっとなでるだけで測れて便利である.
このマイクロチップ。動物愛護の運動している方の多くは、マイクロチップの普及を切実に願っていると思うのだが、なかなかこれが普及しない。狂犬病の登録を、首輪につけても取れたりして用を成さないアルミの鑑札より、皮下に埋め込まれるマイクロチップのほうが良いと思う。厚生労働省のホームページに幾度か問い合わせをしてみたが、全くなしのつぶて。
迷子になっても、すぐ飼い主が分かるし、捨てられることも無くなりいいと思う。実際、愛護活動されている方は、保護してもなかなか飼い主が見つからない、増える一方の終わりなき保護活動に陥っている。マイクロチップはその最善の解決策のひとつだと思う。最近、ペットの盗難も増えているが、これで自分のペットだと確認できる。
そこで提案。皆で厚生省のホームページにマイクロチップによる登録を要望しませんか。
話はかわって、血糖値を測れるマイクロチップがあればどんなに便利だろうと思うのだが、だれか発明してくれないかな。糖尿病の患者も患畜も喜ぶと思うのだが。毎回、針を刺して痛い思いをして血糖値を測定するのだから。きっと売れますよ。