シンシア動物病院

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シンシア動物病院(倉敷)ニュースレター2:ワクチン接種が3年に1回

      2019/08/01

1980年代後半から、アメリカにおいて猫のワクチン接種のよる副作用が問題となり、安全性、効果の見直しがなされました。その結果ワクチンメーカーの推奨する年一回の追加接種の根拠は何もなく、3年から7年の効果があることがわかりました。その後、犬のワクチンも調べられ同様の結果が出ました。そこでアメリカの臨床獣医師の各団体(AVMA,AFPA,AAHA)はガイドラインを作成、コアワクチン(最低限必要とされるワクチン;FPV,FHV,FCV:これは猫3種混合ワクチン。CDV,CPV,CAV:これは犬3種混合ワクチン。狂犬病ワクチン)は大人になってからは3年に1回の追加接種、その他のワクチンにおいてはその病気の蔓延状況、ワクチンの免疫効果期間の違いなどの状況に応じて判断するとある。
 病気を防ぐためのワクチン。しかし副作用も少ない数ですが起こります。免疫が有るのにワクチンは有害なだけです。当院では4年前より3年ごとの接種にしています。

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